教授挨拶

スペシャリストの育成を

 飯田政弘 教授(付属病院 院長)
施設写真

 東海大学耳鼻咽喉科は昭和49年(1974年)4月に医学部の開設とともに開講されました。付属病院は神奈川県の県央ならびに県西地区の中核医療機関としてスタートいたしました。医育機関として教育、診療、研究の任に当たっております。教育につきましては、本学の教育方針でもある良医の育成を目標に医学生から若手医師の臨床教育を担当しております。私どもから巣立った多くの耳鼻咽喉科医が中核病院の医師や実地医家として活躍しております。開設以来のモットーである「地域に根ざす耳鼻咽喉科」「上質で安全な医療の提供」ができるよう研鑽を積んでおります。若手の目を見張るほどの診療スキルアップは我々の臨床教育の誇りでもあります。診療に関しましては、先端の医療を安全かつ的確に実践することを目標としてまいりました。耳鼻咽喉科の特殊性である数多くの専門領域の充実を図り、対外的にも誇れる臨床成績を収めております。患者と医師の信頼関係に立脚し、患者の尊厳、守秘義務を守り、満足いただける医療を提供できるよう努めております。そのためにも、勉強は欠かせません。研究は世の中に還元できる実践的な研究を主として行っております。いずれは医学領域においてスタンダードとなるような成果を上げたいと頑張っております。 皆、着実に医学の道を一歩ずつ歩んでおります。使命である教育、診療、研究において、社会に貢献できる成果を目指し、常に真摯な姿勢をもって努力しております。悩まれる方々のお役に立てるよう東海大学耳鼻咽喉科は精一杯努めてまいります。また、耳鼻咽喉科医を目指す諸君の参加を待っています。よろしくお願い申し上げます。


耳鼻科医を目指してみませんか?

 大上研二 教授(付属病院副院長、診療科長)
機器写真

 皆さんの耳鼻科に対するイメージとはどんなものでしょう?医学部に入学する前には,耳,のどが痛い,副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎で,毎週通って治療するマイナーな診療科のイメージを持っていたのではないですか?しかし医学部に入学,実習に参加,そして医師になってからの耳鼻咽喉科のイメージはだいぶん違ったものになっていることでしょう。 耳鼻咽喉科は頭蓋の下から鎖骨の上で,眼球を除くすべての臓器が対象です。特に感覚器を扱う,また人間にとって生きる上で非常に重要な機能を取り扱う,数多くの分野があります.それぞれが独立した科としても成り立つくらいに細分化され,専門化されています。そして今,患者さんの医療に対するニーズは,専門性にあります.専門的な知識と,それに基づく高度な診療技術こそが現代の医療に求められており,耳鼻咽喉科医の使命もそこにあると考えます。 さまざまな診療分野があるメリットは,耳鼻咽喉科医になってからも発揮されます。内科的な診療,外科的な治療,手術など多彩なフィールドを持つため,自分には手術が向いていないようであれば,めまい,聴覚,アレルギーなど内科的な領域も選択可能ですし,手術一つ取っても,内視鏡手術,顕微鏡下の手術,10時間を超える再建を含む大手術など様々です。個人の適性にあう領域が必ず見つかるはずです。もちろんどの領域も全部こなしたいという贅沢な願いも,努力次第で叶えることもできます。一人の医者にとって,将来進むべき領域がこれほど多種多彩な診療科もまれでしょう。それだけ大きな選択肢と可能性を秘めているのが耳鼻咽喉科です。 皆さんも個性や専門性を発揮できる,大きな可能性をもった耳鼻咽喉科医を目指してみませんか?